もう12月になりますね。この一ヶ月も早くてすぐに来年が来るのでしょうか?
あわただしいものですね。
朝起きて寒いので、コートを着てみるものの、勤務先はまだまだそんな気候ではありません。
こちらはすっかり冬なのに・・・・・・。

そんな時期に、何度となく参加させていただいている、催しがあります。

浪速魚菜の会  (定例会)

といい、浪速の伝統魚菜を広めていこうと、みなさんタッグを組んでがんばっておられるNPO法人です。
HPはコチラ

毎回、ある面ではマニアックですが、わかりやすい講話(今回は大阪の塩干物)と浪速の魚菜を使った試食会があります。

07.11.26浪速魚菜 (85)


会場は大阪卸売市場の業務管理棟という建物の16階です。
すぐ南側は、川があって大阪市内が一望でき、景色バツグンです。(写真はおまへん)

試食会の料理は和食、洋食のエッセンスを取り入れたものですが、素材の味を生かして調理してあります。

野菜たちは現物もおいてありました。
07.11.26浪速魚菜 (3) 
難波葱

07.11.26浪速魚菜 (4)
  写真奥の長いのが守口大根です

07.11.26浪速魚菜 (6)
 吹田くわい

07.11.26浪速魚菜 (7)
 一般的なくわい

07.11.26浪速魚菜 (11)
 河内赤かぶ


今回の献立は・・・・・・
07.11.26浪速魚菜 (17)


甲烏賊、あおり烏賊
  泉南のあおり烏賊(左)と甲烏賊のお造り 
あしらいは大阪しろ菜の間引き菜(左)とよく奈良漬になっている細くて長い守口大根の新芽
烏賊はモチモチプリプリであおりと甲烏賊の特徴がよくわかります。


req
 くわいを薄味で煮たものと皮付きの素揚げ
普通は苦味が多いのですが、その苦味も持ち味に感じるくらいクセがありません。ほくほくしていてうまみもたっぷりです。


天王寺蕪黒和え
 天王寺蕪の黒和え
白胡麻ではなく、黒胡麻を使った和え物です。
蕪は生で皮をむいただけのものですが、心地よい歯ごたえとうま味があります。


とびあら海老つみれ
  椀物 とびあら海老のつくね
海老がプリプリです。独特の臭みもまったくありません。
柚子は能勢の 止々呂美(とどろみ)柚子
  一般的なものより香りが豊かで、酸味がスッキリしています。


07.11.26浪速魚菜 (44)
 河内蓮根と塩鯖のみぞれ煮
蓮根は噛むと糸を引くくらい粘りがあります。しかもホクホクです。
塩鯖は舶来品が中心で、国産は貴重なのだそうですが、こちらは、静岡焼津産
塩鯖のアラで取っただし汁で蓮根を煮てその煮汁で作ったあんがかかっています。
初めて味わう取り合わせです。なかなか面白いですね。


田作りきんぴら
  煮干しと守口大根のきんぴら(右)、難波葱(中)、大阪しろ菜の胡麻和え
野菜は本当にアクを感じることなく、持ち味がしっかりしていておいしいです。
難波葱は鴨を焼くときに使うタレで仕上げてあり。ゴクうまです。


天王寺蕪含め煮
 天王寺蕪の含め煮
蕪の味がよくわかるように、超薄味で仕上げてあります。


守口大根麺仕立て
 守口大根麺仕立て
1mにもなる長い守口大根をピーラーでむいて、するめ烏賊と昆布でとっただし汁で調理してあります。
上にはゆでた大根の葉をいれた味噌がかかっています。


田辺大根の切干しご飯
 田辺大根の切干ご飯
自家製の切り干しした大根と切ったものが入ったご飯です。
とってもいい香りがします。
だし汁は切り干し大根の戻し汁に味をつけたものを、ご飯の炊き上がりに混ぜていますので、切り干し大根の食感が生のものと一般的なものとの中間でおもしろいです。


やっと最後に到達です
三島の柿、一寸豆蜜煮
 三島の山久保柿と一寸豆の甘煮
柿は渋柿が甘柿になったといわれているもので、すっきりとした味わいです。
そら豆は豆のうまみがたっぷりです。


今回もさまざまな素材と料理を堪能しました。
参加するたびに、いつも新しい発見があり充実したひとときになりました。
新鮮でアクの少ない素材は本当においしいです。
安価なものがもてはやされている感がある昨今、地場の食材を見直すことも大切ですね。


長い記事、最後までご覧頂き、ありがとうございます。


NPO法人 浪速魚菜の会
大阪市福島区野田1-1-86 中央卸売市場本場内  業務管理棟2F
Tel : 06-6469-7600 
Fax :06-6460-7599
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コメント

う〜ん。どれも日本に生まれてよかったと
実感できそうですね〜っ★
やはり、ちゃんと味に対する対価として
食材を購入するというのが健全ですね。
最近はブランドとかに惑わされて皆さん
右往左往しているようですけれどもww

信じるのは自分の舌のみで(笑
昨今は地場にこそ、色んな可能性が残されて
いるのではないかと痛感しています。。。
>ROMEOさん
地元にいながら、地場のものを食べる機会が少ないですね。
価格のこともありますが、やはりその違いを体験することが少ないことも要因のひとつだと思います。
いい素材あればこそ、料理が生きる ということです。

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